トップメッセージ

マテリアリティに真摯に向き合い、
ステークホルダーの皆さまの
“Well-being”実現を目指します
代表取締役会長 仲野 真司
私たちは、2024年10月の完全統合を契機に、新生ウェルネオシュガーグループとしての決意を新たに、「サステナブル・ビジョン2030」の策定に着手いたしました。この取り組みを通じて、サステナビリティ経営に対するグループのメンバーの理解と共感を育み、グループ一丸となってサステナビリティ活動を推進することで、社会課題を解決しながら、社会価値と経済価値を両立する事業を展開し、企業価値の向上を目指してまいります。
近年、取り巻く環境の変化が加速する中、企業経営におけるパーパスの重要性が高まっています。私たちは、生活必需品である砂糖の安定供給という使命を果たすとともに、おいしさと健康に役立つ製品・サービスの提供を通じて、様々なステークホルダーの“Well-being”に貢献するという想いを込めて、「糖のチカラと可能性を切り拓き“Well-being”を実現する」というパーパスを掲げました。
当社グループでは、このパーパスのもと、向き合うべき重要課題を洗い出し、5つのマテリアリティ(「食と健康の課題解決による生活品質の向上」「多様な人材が活躍できる職場の実現」「安全で高品質な製品の安定供給」「従業員やサプライチェーンの人権尊重」「自然との共生」)を特定し、それぞれの目標を設定いたしました。マテリアリティ毎に設置する分科会では、手挙げ制によって参画メンバーを募り、多様な視点とアイディアを導入することで、「サステナブル・ビジョン2030」に向けた取り組みを推進してまいります。
これらの取り組みは、中期経営計画「WELLNEO Vision 2027」とも連動し、基幹システムの統合によるデータドリブン経営の推進や、“フローラデザイン”に着目した課題解決型商品の開発等のように、すでに主要施策として動き出しています。最も身近なステークホルダーである従業員の“Well-being”については、働きやすい職場環境作りやコミュニケーション施策によって従業員エンゲージメントを向上させ、従業員の共感と挑戦を引き出しながら多様な人材が活躍する「選ばれる会社」を目指してまいります。さらに、様々なステークホルダーの皆さまとの対話と協働を通じて、より強固なESG重視の経営基盤の構築に努めてまいります。
ウェルネオシュガーグループは、「おいしさ」と「健康」をキーワードに、ステークホルダーの皆さまの豊かな生活に貢献するとともに、糖の持つチカラと可能性を最大限に活用しながら持続可能な価値創造に挑戦してまいります。
以上