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      ふわふわかき氷を作ってみよう!
  
みんな、おうちでふわふわなかき氷を作る”うらワザ”があるんだって!

ええ!本当に?おうちで作ったことあるけど、お店のかき氷みたいにふわふわにならなかったわ…

ふわふわかき氷、食べたいなぁ。

砂糖水で作った氷を使うだけなんだけど、本当にふわふわになるか試してみようよ!
 
 保護者様へ
かき氷機を使う際は、必ず大人がそばについて、注意しながら行ってください。
 
 今回使うお砂糖:白砂糖
 
 上白糖とも呼ばれ、日本で最も一般的なお砂糖です。ふわふわかき氷はグラニュ糖などいろいろな種類のお砂糖で作れますが、白砂糖は結晶が細かいのでおススメです。
材料
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          白砂糖 大さじ3(27g) 
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          水 200cc 
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          かき氷にかけるシロップ(シロップの種類や量はお好みで) 
用具
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          かき氷機 
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          ボウル 
 
 ①まずは砂糖水をつくります。 ボウルにお砂糖と水を入れてかきまぜて、お砂糖をよく溶かします。
 
 ここでお砂糖をしっかり溶かしておくことが大切!お砂糖が溶け残っていると、ふわふわのかき氷にならないから注意してね。
②砂糖水をかき氷機専用の容器にうつします。
 
 家庭用の冷蔵庫にある製氷機で作った小さくて四角の氷だと、角を多くけずることになるから、ふわふわにはなりにくいんだって。大きめの氷を作れる専用の容器がついたかき氷機を使うようにしようね。
③容器にフタをして冷凍庫で5〜6時間、しっかり凍らせます。
 
 ④凍った氷を冷凍庫から取り出し、かき氷機でけずります。
 
 ⑤お好みのシロップをかけて完成!

わー、おいしそう!砂糖水で作ったかき氷だから、シロップの量は控えめでも良さそうね。
比べてみよう!
 
 普通の水で作るかき氷と砂糖水で作るかき氷で、どんな違いがあるのか比べてみよう!

まず見た目からちょっと違うね。水で作った氷はジャリジャリした粗い粒だけど、砂糖水で作った氷は平べったくけずられているみたい。

それじゃ、食べてみるね。わっ!砂糖水のかき氷は、普通の水で作ったかき氷よりなめらかで、口の中ですぐに溶ける!

ぼくにも食べさせて!
ふわふわでおいしいー!!
 
 とっても簡単にふわふわかき氷ができるから、みんなもおうちで作ってみてね!
 
 ふわふわかき氷の秘密
水は温度が下がると、水の分子同士で結びつくチカラが強くなり、硬い氷になります。
ふわふわのかき氷になる理由は色々な説ありますが、水が凍るときに水の分子同士が強く結びつくのをお砂糖が防ぐためと言われています。
普通の水で作った氷は硬いので、砕きながらけずられ、ジャリジャリした粗い粒になってしまいます。一方、砂糖水で氷を作ると、お砂糖の分子が水の分子間に入りこみ、水分子の結びつくチカラが弱い(やわらかい)氷になります。そのため、薄くなめらかにけずることができ、やわらかくてふんわりと感じるのです。

 
 水や氷などの分子について興味をもつ実験としておススメです。お砂糖以外にも、塩や寒天など色々なものを混ぜて氷の違いを比べるのもいいですね!

 
             
             
             
             
             
            