


混ぜて固めるだけ!
オリジナル角砂糖を作ろう

角砂糖ってお砂糖を固めたものなんだよね?サラサラなお砂糖があんなに固くなるなんて、どうやって作っているのかな~。

お店で売られている角砂糖は、工場で特別な機械を使って作られているけど、おうちでも簡単に作れるんだよ!

えー、本当?やってみたい!

自分で作れば、好きな色や形にしたりデコレーションできて楽しいよ!
動画でつくり方を見てみよう!

今回使うお砂糖:グラニュ糖

角砂糖はグラニュ糖を固めたもの。グラニュ糖はクセのないスッキリとした甘さで、飲み物の風味を損なわないのでおススメです。
材料
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グラニュ糖 大さじ3(36g) -
水 小さじ1/2(2cc)
※使用する型に合わせて、この比率で必要な分量をご用意ください。
用具
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ボウル -
スプーンやヘラなど -
お好みのシリコン型
※型はシリコン型がおすすめです。
クッキー型などではお砂糖が固まった時に
取りづらいのでご注意ください。

①ボールにグラニュ糖と水を加え、混ぜ合わせます。

水はグラニュ糖に少しずつ加えるのがポイントだよ!さっくりと混ぜ合わせていこう。
②お好みの型にふんわりと、型のふちいっぱいに①を入れます。

空気を含んでいるから、ここでは多めに盛って大丈夫よ。
③スプーンやヘラを使って型に押し固める


ぎゅっぎゅっと、強く押し固めてね!押しが弱いと型から取り出すときに崩れやすくなるよ。
④型押しした状態で、1~3日くらい冷蔵庫に入れておきます。
⑤固まったのを確認し、型からはずして完成!

冷蔵庫に入れておくと、お砂糖が乾燥して固まるのね。

1日だと固まっていないこともあるから、しっかり固まっているかを確認してから取り出してね。
型がなくても大丈夫!バットを使った作り方

型がないときは、バットで作ることもできるよ!バットにクッキングシートをしいて、そこにグラニュ糖と水を加えた①を乗せよう。ヘラなどを使ってしっかり押し固め、形を整えたら冷蔵庫で乾燥させてね。しっかり固まったら、バットから外してお好みの大きさに手で割ろう。
角砂糖のおすすめアレンジ

基本の角砂糖の作り方を覚えたら、アレンジレシピにも挑戦してみよう!
いろんな種類のお砂糖で作ってみる
グラニュ糖に茶色いお砂糖(三温糖やきび砂糖など)を混ぜれば、茶色い角砂糖のできあがり。 コーヒービーンズの型にぴったりですね!
大さじ2のグラニュ糖に対し、好きなお砂糖を大さじ1混ぜたら、あとは基本の作り方と同じです。
※グラニュ糖以外のお砂糖だけで作ることもできますが、固まりづらい場合があります。
角砂糖をかわいくデコレーション
作った角砂糖を、さらにおしゃれにデコレーション! お好みのトッピングシュガーやアラザンを、アイシングを接着剤にしてくっつけるだけで、ホームパーティーやプレゼントにぴったりなオリジナル角砂糖ができますよ。
アイシングは粉糖に水を少しずつ加えながら混ぜて、とろみが残るぐらいができあがりの目安。ストロベリーパウダーや食用色素などで好きな色をつけて、かわいくお絵かきしてみるのも楽しいですね。
角砂糖に風味をトッピング
いちごやココアのパウダーを混ぜて作ったフレーバー角砂糖を、温かい牛乳に加えれば、あまーいドリンクに早変わり!
大さじ3のグラニュ糖に対し、小さじ½のフレーバーパウダー(ストロベリーパウダー、純ココア、抹茶など)をまぜたら、あとは基本の作り方と同じです。

工場ではどうやって作っているの?
工場でも基本的な作り方は、おうちでの作り方とほとんど同じです。
原料となるグラニュ糖を細かく砕き、水を適量加えて混ぜ合わせたら、角砂糖成型機に入れてプレスして成型、乾燥させて出来上がりです。
角砂糖は、主にコーヒーや紅茶を飲む時に使われますが、一粒の重さが決まっているので、お料理などにも計量せずに使えて便利です。


お店で売っている角砂糖が、おうちでも同じように作ることができます。この実験をきっかけに、お店で売っているものに対して「どうやって作るの?」といった好奇心が生まれ、学びにつながるかもしれません。