


しっとりモチモチはお砂糖のチカラ!
ウサギのみたらしだんごを作ってみよう

ごはんやおもちって、置いておくとかたくなるよね。でもお砂糖を入れたすし飯やようかんはかたくならないって知ってる?
今日はそんなお砂糖パワーを使って、もちもちのおだんごを作ってみよう。

せっかく作るんだったらカワイイおだんごにしたいな~
そうだ!うさぎさんの絵をかいてみよう。

保護者様へ
この実験は火を使います。火傷の危険もあるため、必ず大人がそばについて、注意しながら行ってください。
動画でつくり方を見てみよう!

今回使うお砂糖:白砂糖

一般に上白糖と呼 ばれ、日本で使われているお砂糖の約半分がこのお砂糖です。
材料
【だんご】10〜15こ分
-
白玉粉 80g -
きぬ豆腐 100g -
白砂糖(上白糖) 小さじ2 -
純ココアまたは食紅 適量
【みたらしのタレ】
-
白砂糖(上白糖) 大さじ2と1/2 -
しょうゆ 大さじ1/2 -
水 50ml -
水ときかたくり粉(かたくり粉 小さじ1/2、水 小さじ1)
用具
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なべ -
計り -
ボウル(中) -
竹ぐし -
小皿、またはペットボトルのフタなど -
へら

①色付け用に、純ココアや食紅などを水でとかして、お好みの色を用意しておきます。


ココアは小さじ半分くらいに水を数てきずつたらして、練るようにとかすのがポイントよ!ちょっとトロっとするくらいがかきやすいので、ゆるくなりすぎたらココアを足して調整してね。
②ボウルに白玉粉、きぬ豆腐、白砂糖を入れて、手でまぜます。耳たぶぐらいのやわらかさで、ボウルにくっつかない粘土のような状態になるまでこねましょう。

なかなかまとまらないときや、かたすぎるときは、少しだけ水を入れてみるといいよ。
やわらかすぎると形をうまく作れなくなるから、入れすぎに注意してね!
③手でちぎり分けて、3cmくらいの「だ円形」に丸めます。

うさぎだったら「だ円形」だけど、好きな動物の形にしてもいいよ!
しっぽや耳を付けるとかわいいよ。
④ふっとうしたお湯にだんごを入れていきます。だんごがういてきたら、さらに1、2分くらいゆでます。
⑤ゆであがっただんごを冷水の入ったボウルに入れて冷まし、水をしっかり切ります。

動物に耳や手足を付けたりして、ちょっとくずれやすい形にしたいときは、小さく切ったクッキングシートに乗せて、そのままお湯に入れるといいよ。

大きなおなべより、フライパンくらいの深さのおなべでゆでたほうが形がくずれにくいね。
⑥だんごが冷めたらお皿にのせて、つまようじを使って、①で作ったココアや食紅で顔や模様をかいていきます。

つまようじで顔をかくときは、だんごにつまようじを少し刺して、ひっかくようにしながら色を入れると、色がつきやすいよ。

ひとつひとつ表情がちがってカワイイね!
⑦みたらしのタレを作ります。タレ用の白砂糖、しょうゆ、水50mlをよくまぜ合わせ、フライパンに入れて弱火〜中火でまぜながら加熱します。ひと煮立ちしたら、弱火でさらに1分ほど加熱します。
⑧かたくり粉と水小さじ1をまぜて水ときかたくり粉をつくり、⑦に入れて、もう一度 煮立たせて、好みのとろみになるまで煮つめます。
⑨お好みでみたらしのタレをかけて、できあがりです!

食べるのがもったいないくらいカワイイけど、もっちもちでおいしい!

こんなにモチモチしてしっとりしてるのも、お砂糖パワーなんだって!

おだんごをしっとりさせる、お砂糖の「保水性」
お砂糖には水分をかかえこんで、しっかりはなさないチカラ(保水性)があります。お砂糖を加えたおだんごがしっとりやわらかさを保つのはこのためです。よかったらお砂糖有り/無しで作って食べくらべてみてね!
ほかにも必殺ワザがいっぱい!「お砂糖のチカラ」をもっと見てみよう。


砂糖の保水性を伝える実験です。砂糖を入れないおだんごと、入れたおだんごを作って、食べ比べてみるのもおススメです。