


梅シロップ
6月は梅しごと!使い方いろいろの梅シロップ
季節の果実を使ったシロップはジュースにしたり調味料にしたり、使い方もいろいろあるよ!

今回使うお砂糖:氷砂糖クリスタル

梅シロップをつくるときは、つぶの大きい氷砂糖がおススメ。ゆっくりととけだしていくので、梅のエキスがしっかりと引き出されていきます。
材料
1.青梅 1kg
2.氷砂糖 1kg
3.保存用のビン
※この分量で約800ml~1000mlくらいの梅シロップができあがります。
先に用意しておくこと
ビンは焼酎などを回し入れるか、熱湯に入れて煮沸消毒して、しっかりとかわかしておきます。

1.梅はヘタを取り、水洗い後、水気をよくふきとります。
2.ビンに梅と氷砂糖を交互に入れて、フタをしめます。

3.カビの発生をふせぎ、エキスを早く出すため、毎日フタをしたままビンをゆすってまぜます。
4.10~15日ほどして氷砂糖が完全にとけ、梅がシワシワになったら梅を取り出します。

5.シロップは一度煮立たせ、やけどに注意しながら耐熱容器に移し、密閉して冷めるのを待ち冷ぞう庫で保存します。
アレンジいろいろ
できあがった梅シロップは、ジュースにしたり調味料として使ったり、いろいろな楽しみ方ができます。
1.水割り・炭さん水割り・ヨーグルト割りに
まずは水割りで梅の風味を楽しんだら、スカッシュにしたりヨーグルトラッシーにしたり、いろいろな飲み物を楽しんでみてください。
2.かき氷にかけて
シロップができあがるころ、季節は夏。かき氷にかければ、さわやかな梅味のかき氷のできあがりです。
3.梅ゼリーにして
スイーツ作りにも使える梅シロップ。ゼリーに入れればかんたん梅ゼリーのできあがりです。
4.料理の調味料として
お砂糖の代わりに料理に使えば、ほんのり梅の風味が効いておいしいですよ。和食はもちろん、甘酢あんかけなど、酸味を活かす中華料理にもよく合います。
5.取り出した梅も捨てないで!
取り出した梅にもまだまだ梅のうまみは残っています。お砂糖と水を加えてにつめれば「梅ジャム」に。きざんだ実を入れたパウンドケーキもおいしいですよ。
他のフルーツにもチャレンジしてみよう!

毎日まぜて観察していると、飲むのがとっても楽しみになってくるね。

お料理にも使えるのね!いろんな季節のフルーツで試してみたいな。

・毎日まぜてお砂糖を早くとかして、上がってきたシロップに梅がしっかりとつかるようにしましょう。
・もしも発酵して白い泡が出ても、少しであればそのままでも大丈夫です。多い場合は、シロップだけをなべに移して、10分ほど弱火にかけながらアクを取ります。つけはじめて数日であればビンにもどしますが、10日以上たっているときは、これで完成にしましょう。

ほかのお砂糖でも作ってみよう!
梅シロップに使うお砂糖は、氷砂糖以外でも大丈夫です。とけやすさや風味が変わってくるので、お好みのお砂糖をさがしてみてください。
・氷砂糖
・果糖
・白ザラ糖
・黒砂糖
・きび砂糖
・上白糖
・中ザラ糖
下記はきび砂糖でつくった様子です。



青梅(1kg)・氷砂糖(1kg)を交互に入れたあと、ホワイトリカー(1.8ℓ)を入れてフタをすれば、「梅酒」の仕込みが完了です!冷暗所において、ときどきゆすってまぜれば、2~3ヶ月で飲めるようになります。